江南由賀の『住宅の設計』についての考えです。
建築士や、建築家の行う、『住まいを設計する』というのは誰がやっても同じ家にはなりません。
設計士が経験してきたことや、考え方がデザインに反映されるからです。
そこで、私の住宅設計の経験を少し紹介します。
木造住宅を建てる工務店で、設計をしていました。柱や梁に国産のヒノキ・杉など構造材にこだわり,いい材料でたてる工務店でした。
次の会社では、木造住宅は同じですが、外断熱・二重通気という工法を取り入れて、
快適な住居環境を造っていました。24時間換気・断熱性能の高い、いわゆる住宅性能の高い家で、家の中の温度差がなく、住んでいる方は皆さん喜んでいました。
その会社で仕事を始めたころは、性能の高い家に、驚きと、凄さで、目から鱗という感じでした。ですが、寒くなく、暑さも感じない家、窓を閉めたままでも、空気が汚れない家、
確かに、住み心地はいいはずなのですが、自分の中で疑問を感じてきたのです。
『それが、本当に自分がすみたい家なのかなぁ?』
『性能がいいだけで、住む人は心地良さを本当に感じるのだろうか?』
全ての希望をあげれば、(予算を考えず・・)
寒さ・暑さなど感じない性能のいい家
省エネの家
外観のかっこいい家
室内は無垢の木を使って・・
などなど・・
限りなく希望はあるのですが、残念なこと、予算には限りがあります。
それは、私だけでなく、家を建てよう!と決断した誰もが思うことでしょう。
◆コンフォート・プランの住宅設計の手法は大まかには以下のようになります。
心地よく暮らす、様々な素材を提案しています。
自然素材をとりいれてリフォームしたいと思うかたが、増えています。
木の香りや、手に触れる感じの良さが人気なのでしょう。
私が好んで使う素材は、無垢の木と、珪藻土、手漉き和紙などです。
「木」
「紙」
「土」
これらは湿度の調整、室内空気の浄化などの効果があります。
高温多湿の日本の気候に、昔から使われているものが適しています。
コンフォート・プランの職人さんについて
実際に家を造るのは、現場で働く職人さんたちです。
同じ設計図で建てても、作る人によって出来栄えは変わります。
お客様に完成して喜んでもらう為には、腕利きの職人なしでは出来ません。
建築業界で、15年間色々な下職さんと仕事をして、安心して頼れる職人さんばかりです。
職人さんには、作業内容ごとに一級技能士の資格があります。
塗装、壁装、畳・・・など有資格者の職人さんは特に頼りにしています。
リフォーム予算を抑える為の、コンフォート・プランの方法です。
デザインは設計事務所へ頼みたいけれど、
工事代金→建設会社
設計料 →設計事務所
予算が難しい・・
一般の方に、高額にならず、リフォームできるように
設計+工事 を一緒に受けることで、設計料は割安となり、頼みやすいシステムにしました。
ご相談に応じて、詳細なお見積りを掲示させていただきます。