![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=300x1024:format=jpg/path/s42da98c01be0c2ec/image/i02bb1400c9a07d30/version/1331605232/image.jpg)
公団の間取りは和室が多いです。昭和50年前後に建てられたので、現在の生活スタイルでは使いにくい為、和室の畳をフローリングに変更するリフォームが多くあります。
どのように、変わっていくのでしょうか?
左の写真の奥に山積されている白いものは断熱材でネダフォームといいます。
新築時はコンクリートの床の上にこのネダフォームを敷き、その上に畳をのせているだけです。
まず、畳を撤去して、ネダフォームも一度別のところに移動します。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=210x1024:format=jpg/path/s42da98c01be0c2ec/image/if85fad51931cccfc/version/1331606023/image.jpg)
プラ木レン という小さいピンのようなものを均等に並べて固定します。
木造の根太の代わりです。これで高さを調整します。
木材でやる大工さんもいますが、木材は乾燥によって収縮します。
床鳴りなどの原因になります。
後から床下に入れない構造の場合は、対応できなくなります。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=210x1024:format=jpg/path/s42da98c01be0c2ec/image/i8a3b3e19e6ceb290/version/1331606614/image.jpg)
ネダフォームを再度敷き詰めます。
簡単そうにみえますが、プラ木レンがあるので、適した大きさに切るのが大変です。
私も試しに、カッターでやってみましたが、15cm厚の発砲スチロールは全く刃がたちませんでした。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=210x1024:format=jpg/path/s42da98c01be0c2ec/image/i9713d0a2d17ee389/version/1331606812/image.jpg)
断熱材を戻したら、合板を張って下地の完成です。
フローリングを張り、洋室に生まれ変わります。